〜築108年の実家を改修し、若手アーティストを応援する貸しギャラリーのオープンへ〜


大雪の影響で半壊した築108年の古民家を改修し、若手アーティストの応援や、
まちの賑わいづくりを目指す貸しギャラリー「アートギャラリー大黒屋」は、
3月6日(日)より氷見市中央町にてオープンしました。


オープンにいたる経緯
ギャラリーである古民家は、オーナーである黒田恭子の実家であり、1913年に
建てられました。自身は結婚・出産を機に実家を離れ、父が他界したことを
きっかけに2017年より実家は空き家となっていました。
一昨年の大雪の影響で屋根が半壊し、一時は取り壊しも検討しましたが、
屋根裏で家財整理をしている中で、会ったことのない曽祖父母の写真や思い出の
品が見つかり、「長い歴史の中で家族を見守り続けてきてくれたこの家を、
新しい形で残すことができないか」と考えるようになりました。
富山県八尾町の町家でアートを展示するイベント「坂のまちアートinやつお」に
通っていたことから、氷見の観光拠点になっている「ひみ番屋街」と商店街の
中間地点の立地を活かし、アートをきっかけにまちに人が集う拠点を作ることが
できるのではと考えました。改修では、千本格子など古民家ならではの外観や内観は
残しており、ロゴには黒田家の屋号「だいこっきゃ(大黒屋)」を活用しています。
ギャラリーコンセプト

新たな才能と出逢える古民家ギャラリー

多くの若手のアーティスト達は、経済的な理由により、作品発表の機会を満足に
得られていません。当ギャラリーもまだまだ始めたばかりであり、一緒にアーティスト
とともに成長していきながら、氷見から若いアーティストの才能が芽吹いていくことを
楽しんでいきたいという想いが込められています。
施設情報
名前:アートギャラリー大黒屋
場所:〒935-0011   富山県氷見市中央町14-10
入場料:無料
展示費用:1日5,000円(土日8,000円)※学割として学生は2割引で貸出可
オープン日:3月6日(日)   (展示物:画家を目指す「黒田琴」によるアクリル画展)

お問い合わせ先
アートギャラリー大黒屋 
担当:黒田 恭子
090-9761-4345


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